<歌詞和訳>Golden Slumbers – The Beatles 曲の解説と意味も
The Beatles – Golden Slumbers
ザ・ビートルズ – ゴールデン・スランバーズ
ザ・ビートルズの11thアルバム「Abbey Road」(1969年) に収録されている曲です。
アルバム後半を彩るメドレー8曲のうちの、6曲目です。
メドレー一覧:『You Never Give Me Your Money』『Sun King』『Mean Mr.Mustard』『Polythene Pam』『She Came In Through The Bathroom Window』『Golden Slumbers』『Carry That Weight』『The End』
歌詞の意味と解釈
タイトルの「ゴールデン・スランバーズ」を訳すと ”黄金のまどろみ” となります。
また、「スランバー」には ”眠り” や ”活動休止” という意味もあり、活動が終焉に向かっているビートルズそのものを表現しているようにも思われます。
BEATLES ビートルズ (Let It Be 50周年記念) – White Album/ポスター 【公式/オフィシャル】
歌詞と和訳
Written by Paul McCartney
Once there was a way to get back homeward
Once there was a way to get back home
Sleep pretty darling, do not cry
And I will sing a lullaby
かつてそこには、家路となる道があった
かつてそこには、故郷に続く道があった
おやすみ、愛しい人よ、泣かないで
僕が子守唄を歌おう
・homeward 帰り道、帰途の
Golden slumbers fill your eyes
Smiles await you when you rise
Sleep pretty darling, do not cry
And I will sing a lullaby
黄金のまどろみが、君の瞳に溢れる
君は目覚とともに、笑顔になれる
おやすみ、愛しい人よ、泣かないで
僕が子守唄を歌おう
・await 待つ、用意されている
Once there was a way to get back homeward
Once there was a way to get back home
Sleep pretty darling, do not cry
And I will sing a lullaby
かつてそこには、家路となる道があった
かつてそこには、故郷に続く道があった
おやすみ、愛しい人よ、泣かないで
僕が子守唄を歌おう
クレイドル・ソング
歌詞の多くは17世紀のイギリスの劇作家トーマス・デッカー(Thomas Dekker 1572-1632)の詩「Cradle Song」(=揺りかごの歌) からとられています。
Golden slumbers kiss your eyes,
Smiles awake you when you rise ;
Sleep, pretty wantons, do not cry,
And I will sing a lullaby,
Rock them, rock them, lullaby.
Care is heavy, therefore sleep you,
You are care, and care must keep you ;
Sleep, pretty wantons, do not cry,
And I will sing a lullaby,
Rock them, rock them, lullaby.
茶の部分が、『Golden Slumbers』の歌詞と一致している箇所です。
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Abbey Road(1969年)
通算11枚目のアルバムで、アルバムタイトルはレコーディングスタジオがある通りの名前からとられました(後に、スタジオの名称も正式に「アビー・ロード・スタジオ」となりました)。