<歌詞和訳>Something – The Beatles 曲の解説と意味も
The Beatles – Something
ザ・ビートルズ – サムシング
ザ・ビートルズの11thアルバム「Abbey Road」(1969年) に収録されている曲です。
同年10月に『Come Together』との両A面シングルとしてもリリースされました。
ジョージ・ハリソンの作品で、ボーカルもジョージが担当しています。
この曲をジョージの最高傑作と呼ぶ声も多く、『Yesterday』に次いで2番目に多くカバーされた曲とされています。
歌詞の意味と解釈
ジョージによる屈指のラヴソングです。
この曲を聴くと、愛する人に心惹かれる理由とは、はっきり言葉で表せるものではなく、「Something」(何か) と言う他無い、そんな気がします。
【THE BEATLES】ビートルズ「ABBEY ROAD」Tシャツ
歌詞と和訳
Written by George Harrison
Something in the way she moves
Attracts me like no other lover
Something in the way she woos me
I don’t want to leave her now
You know I believe and how
あの娘の仕草の何かが
他の人に無いほど、僕を惹きつける
僕に甘えるあの娘の仕草
あの娘を離したくない
どれほど本気か、わかるだろ
・attract 引く、惹きつける、魅惑する
・woo 言い寄る、せがむ、求愛する、懇願する
Somewhere in her smile she knows
That I don’t need no other lover
Something in her style that shows me
I don’t want to leave her now
You know I believe and how
あの娘の微笑みのどこかから、知っているのが伝わるんだ、
僕には他に恋人など要らない、と。
僕に見せるあの娘の振る舞い
あの娘を離したくない
どれほど本気か、わかるだろ
You’re asking me will my love grow
I don’t know, I don’t know
You stick around and it may show
I don’t know, I don’t know
この愛情は強まっていくのか、君は尋ねるけど
わからない、僕にはわからない
そばにいれば、わかるかもしれない
だけどわからない、僕にはわからない
Something in the way she knows
And all I have to do is think of her
Something in the things she shows me
I don’t want to leave her now
You know I believe and how
あの娘は知っているんだろう、
僕があの娘の事ばかり考えてるって。
あの娘が僕に見せる姿
あの娘を離したくない
どれほど本気か、わかるだろ
ミュージックビデオ
ミュージックビデオには、ビートルズの各メンバーがパートナーと一緒に過ごす様子が映されています。
しかし、この曲がシングルリリースされる頃にはビートルズは活動を停止しており、撮影はそれぞれの自宅で別々に行われたそうです。
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Abbey Road(1969年)
通算11枚目のアルバムで、アルバムタイトルはレコーディングスタジオがある通りの名前からとられました(後に、スタジオの名称も正式に「アビー・ロード・スタジオ」となりました)。
The Beatles 1967-1970(通称:青盤 1973年)
ビートルズ後期の代表曲が収められた2枚組ベストアルバムです。
1(2000年)
ビートルズのヒットシングルが網羅されたベストアルバムです。