<和訳>Airbag – Radiohead
Radioheadのサードアルバム「OK Computer」(1997年) の冒頭に収録されている曲です。1998年4月にリリースされた7曲入りEP「Airbag / How Am I Driving?」のリードトラックでもあります。
また、未発表曲が追加されたリマスター盤「OKNOTOK 1997 2017」(2017年) もリリースされています。
Radiohead – Airbag
レディオヘッド – エアバッグ
In the next world war
次の世界大戦中
In a jack knifed juggernaut
折れ曲がったタンクローリーの中で
I am born again
僕は甦る
In the neon sign
Scrolling up and down
上下にスクロールするネオンサインを浴びながら
I am born again
僕は甦る
In an interstellar burst
惑星が激突する時
I am back to save the universe
宇宙を救うべく僕は舞い戻る
In a deep, deep sleep
Of the innocent
濁りの無い深い眠りの中
I am born again
僕は甦る
In a fast German car
高速のドイツ車の中で
I’m amazed that I survived
驚くことに僕は生きていた
An airbag saved my life
エアバッグが僕の命を救った
In an interstellar burst
惑星が激突する時
I am back to save the universe
宇宙を救うべく僕は舞い戻る
(×3)
Written by Colin Charles Greenwood / Edward John O’brien / Jonathan Richard Guy Greenwood / Philip James Selway / Thomas Edward Yorke
Airbag Lyrics © Warner/Chappell Music, Inc
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言葉の意味・解説
・juggernaut 「止められないほど巨大な力」を意味するそうです。語源はヒンドュー教のジャガンナートという神様。イギリスでは「巨大な重量を持つトラック」の意味もあり、私もそちらで和訳させていただきました。
誇大妄想的な歌詞の世界観を盛り上げているだけでなく、jack knifed(ジャックナイフのように折れ曲がった)との韻も見事だと思います。
雑記
歌詞のテーマは何でしょうか。「エアーバッグに命を救われてラッキー♪」という曲では無いですし、「宇宙を救うと吹聴していた男がエアーバッグに救われた」という笑い話みたいな話でも無さそうです。
「不死身の神様さえ救うような人類の発明品」の恐ろしさ。ちょっと近づいた気がします。「殺すのも文明の力(自動車)なら、救うのも文明の力(エアーバッグ)」。うん、いい感じ。「発明品に救われたと思っているけど、殺そうとしたのも発明品である」、なんとなくトムっぽい感じがします。
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