<歌詞和訳>Heart Of Gold (孤独の旅路) – Neil Young 曲の解説と意味も
Neil Young – Heart Of Gold
ニール・ヤング – ハート・オブ・ゴールド(邦題:孤独の旅路)
カナダ出身のシンガーソングライター ニール・ヤングの4thアルバム「Harvest」(1972年) に収録されている曲です。
ニール・ヤング最大のヒット曲で、彼にとって唯一の全米ナンバー1シングルとなっています。
コーラスに参加しているのは、アメリカのシンガー リンダ・ロンシュタッドとジェイムス・テイラーという豪華な顔ぶれです。
歌詞の意味と解釈
「俺は黄金の心を求める鉱夫」というフレーズが印象的な曲です。
「ハート・オブ・ゴールド」が何を指すのか、具体的には説明されていません。
愛情や優しさ、純粋な心などと解釈できますが、やはりここは"黄金の心"と訳す以外にないような気がします。
歌詞と和訳
Written by Neil Young
I want to live, I want to give
I’ve been a miner for a heart of gold
It’s these expressions I never give
That keep me searchin’ for a heart of goldAnd I’m getting old
Keep me searchin’ for a heart of gold
And I’m getting old
生きていたい、与える人でありたい
俺は黄金の心を求める鉱夫
俺に言い表せないもの
そいつが俺に黄金の心を探させている
俺が年をとっていっても
黄金の心を探させている
そして俺は年をとっていく
・expression 表現すること、言い回し、表情
・Keep me searchin’ for a heart of gold ここは主語のThatが省略されているものとして訳しました。
I’ve been to Hollywood, I’ve been to Redwood
I crossed the ocean for a heart of gold
I’ve been in my mind, it’s such a fine line
That keeps me searchin’ for a heart of goldAnd I’m getting old
Keeps me searchin’ for a heart of gold
And I’m getting old
ハリウッドにも行ったし、レッドウッドにも行った
黄金の心を求めて海を越えた
自分の意識にも潜り込んだ、それは寄る辺なき旅路
そいつが俺に黄金の心を探させ続ける
俺が年をとっていっても
黄金の心を探させている
そして俺は年をとっていく
・Redwood レッドウッドは樹木の名前ですが、ここではレッドウッドシティ(カリフォルニア州中部の都市)を指すと思います。
・fine line 細い線、微妙な境界線、紙一重の差
邦題「孤独の旅路」が歌詞を反映したものだとすれば、この箇所が「孤独の旅路」と訳せる箇所だと思います。
Keep me searchin’ for a heart of gold
You keep me searchin’ and I’m growing old
Keep me searchin’ for a heart of gold
I’ve been a miner for a heart of gold
黄金の心を探させている
君が黄金の心を探させ、俺は年をとっていく
黄金の心を探させている
俺は黄金の心を求める鉱夫
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Harvest(1972年)
カントリー調に仕上げられた4作目となるソロ作。前作「After The Gold Rush」と並ぶニール・ヤングの最高傑作と言われています。
Greatest Hits(2004年)
35年のキャリアから選出された16曲が収録されたベストアルバムです。