<歌詞和訳>Imagine – John Lennon 曲の解説と意味も
John Lennon – Imagine
ジョン・レノン – イマジン
ジョン・レノンの2ndアルバム「Imagine」(1971年) の表題曲です。
ジョンのソロ作品の中で最も有名な曲であり、20世紀を代表する曲の1つと言われています。
歌詞の意味と解釈
Imagine(=想像してみて) という歌い出しが印象的な、「平和や人類愛」を歌った曲です。
9.11アメリカ同時多発テロの後には、アメリカのラジオ局にリクエストが殺到したそうです。
一方で、国家や財産、宗教や天国をも否定する強いメッセージが原因で、一部のテレビやラジオでは放送禁止になる事もありました。
またジョン・レノンは、この Imagine という呼びかけから始まる歌詞について、オノ・ヨーコの詩集「グレープフルーツ」からヒントを得たと語っており、2017年以降はオノ・ヨーコが共作者としてクレジットされています。
Grapefruit: A Book of Instructions and Drawings by Yoko Ono
歌詞と和訳
Written by John Lennon & Yoko Ono
Imagine there’s no heaven
It’s easy if you try
No hell below us
Above us, only sky
Imagine all the people living for today
Ah
想像してみて、天国など無いと。
その気になれば簡単さ
大地の下に地獄など無く
頭の上にあるのは、空だけ。
想像してごらんよ、みんなが今日を生きている
Imagine there’s no countries
It isn’t hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace
You
想像してみて、国など無いと。
難しい事じゃないさ
殺したり、殺されたりすることもなく
宗教も無い。
想像してごらんよ、みんなが平和に暮らしている
You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope some day you’ll join us
And the world will be as one
君は僕を夢想家だと言うかも
でもそれ(夢想家)は僕だけじゃない
いつか君が仲間になってくれたら
世界は一つになるんだよ
Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people sharing all the world
You
想像してみて、独り占めも無いと。
君にできるかな
欲張る必要も、飢える必要もなくなって
人類は兄弟だ。
想像してごらんよ、人々が世界を分かち合う
・possession 所有、占有、所有物、財産、領地
・greed 強欲、欲張り
・brotherhood 兄弟、兄弟分、協会、同業者
You may say I’m a dreamer
But I’m not the only one
I hope some day you’ll join us
And the world will live as one
君は僕を夢想家だと言うかも
でもそれは僕だけじゃない
いつか君が仲間になってくれたら
世界は一つになるんだよ
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Imagine(1971年)
ジョンの最大のヒット作で、メッセージ性とポップ性が両立したジョンの最高傑作と言われています。
2018年にはCD4枚・DVD2枚からなるアルティメイト・コレクション等がリリースされました。
Power To The People – The Hits(2010年)
15曲に絞られたベストアルバム。入門編に最適です。
Gimme Some Truth.(2020年)
新リミックスが施された、ジョンの生誕80年を記念したベストアルバムです。
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