<歌詞和訳>Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band – The Beatles 曲の解説と意味も
The Beatles – Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
ザ・ビートルズ – サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
ザ・ビートルズの8枚目のスタジオアルバム「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」(1967年) の表題曲で、アルバムの冒頭と終盤に収録されています。
アルバムは、架空のバンド「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(ペッパー軍曹のロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)をテーマにした作品で、この曲はバンドとこれから始まるショーの導入部的な役割を果たしています。
なお、サージェント・ペパーズという名称は、テーブルに並んだ塩と胡椒(ソルト&ペッパー)を見たポール・マッカートニーが思いついたものだそうです。
(アルバムのコンセプトに熱中し、制作の主導権を握ったのはポールでした)
歌詞の意味と解釈
歌詞は、架空のバンド「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を、司会者のような人物が紹介しているものとなっています。
※pepperはペパーともペッパーとも表記されますが、どちらも同じ「コショウ」の事です。
歌詞と和訳
Written by Lennon-McCartney & Paul McCartney
It was twenty years ago today
When Sgt. Pepper taught the band to play
They’ve been going in and out of style
But they’re guaranteed to raise a smile
So may I introduce to you
The act you’ve known for all these years
Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
さかのぼる事20年前の今日
ペッパー軍曹はバンドに演奏を教えました。
流行り廃りの波を経験してきた彼らですが
皆さんを笑顔にすることは折り紙付き。
それでは、ご紹介しましょう
皆さんもご存じ
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
・go in and out of style 流行の波、流行り廃り
・guaranteed 保証された、保証付きの
We’re Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
We hope you will enjoy the show
Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
Sit back and let the evening go
Sgt. Pepper’s Lonely, Sgt. Pepper’s Lonely
Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
私たちはサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
どうぞショーをお楽しみください
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
ごゆるりと、素敵な夜をお過ごしください
サージェント・ペパーズ・ロンリー、サージェント・ペパーズ・ロンリー
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
・sit back くつろぐ、手を引く
It’s wonderful to be here
It’s certainly a thrill
You’re such a lovely audience
We’d like to take you home with us
We’d love to take you home
こうしてお目にかかれて光栄です
感動で胸がいっぱいです
皆さんは素晴らしいお客さんだ
私たちの家まで、お連れしたいほどです
私たちの家まで、お連れしたい
I don’t really want to stop the show
But I thought you might like to know
That the singer’s going to sing a song
And he wants you all to sing along
So let me introduce to you
The one and only Billy Shears
And Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band
ショーを中断するのは実に残念ですが
ここでお知らせがございます。
とあるシンガーがこれから歌います
彼は皆さんにも是非、一緒に歌って欲しいそうです
それでは、紹介します
唯一無二のシンガー ビリー・シェアーズ
演奏は、サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
・Billy Shears 架空の歌手ビリー・シェアーズとはリンゴ・スターの事です。アルバムではリンゴがリードボーカルを務める『With A Little Help From My Friends』に続きます。
ポールとU2による演奏
2005年ライヴ8で披露されました。ダウンロード発売もされ、当時もっとも早く売れたオンラインの曲となりました。
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band(1967年)
通算8枚目のアルバムで、世界初のコンセプトアルバムともいわれる、ビートルズの実験性・創造性の集大成的なアルバムです。
The Beatles 1967-1970(通称:青盤 1973年)
ビートルズ後期の代表曲が収められた2枚組ベストアルバムです。