<歌詞和訳>Rain – The Beatles 曲の解説と意味も
The Beatles – Rain
ザ・ビートルズ – レイン
ザ・ビートルズのシングル『Paperback Writer』(1966年リリース)のB面に収録された曲です。
オリジナルアルバムには未収録の為「隠れ名曲」として知られています。
シングル曲のコンピレーションアルバム「Past Masters」(1988年)に収録されています。
テープ・エフェクトなどによるサイケデリックなサウンドと、ポール、ジョージ、リンゴが他の曲ではあまり見せない個性的なプレイをしているのが聴きどころです(特にリンゴのドラムは、本人曰く「ベストプレイ」というほどです)。
また、イギリスのバンド オアシスの前身The Rainのバンド名はこの曲が由来となっています。
歌詞の意味と解釈
ジョン・レノンはこの曲について「天気に一喜一憂する人々を歌った曲」と説明しています。
歌詞では雨だけでなく、日差しについても歌われています。
この雨と日差しは、一説にはドラッグの体験を表現しているともいわれています。
(この曲の最後に使われているテープの逆再生は、マリファナを吸っていたジョンが間違えてテープを逆に再生した事から生まれたものだそうです)
歌詞と和訳
Written by Lennon-McCartney & John Lennon
If the rain comes
They run and hide their heads
They might as well be dead
If the rain comes
If the rain comes
雨が降ると
人々は走り、頭を隠す
雨で死んでしまうかのように
雨が降ると
雨が降ると
・might as well ~するのと同じ、~した方がいい
When the sun shines
They slip into the shade
(When the sun shines down) And sip their lemonade
(When the sun shines down) When the sun shines
When the sun shines (Sun shines)
太陽が輝くと
人々は日陰に潜り込む
(日差しが降り注げば)それからレモネードを一口飲むのさ
(日差しが降り注げば)太陽が輝くと
太陽が輝くと(太陽が輝く)
・sip 一口飲む、すする
Rain
I don’t mind
Shine
The weather’s fine
雨
気にしない
日差し
いい天気さ
I can show you
That when it starts to rain
(When the rain comes down) Everything’s the same
(When the rain comes down) I can show you
I can show you (Show you)
教えてあげるよ
雨が降って来ても
(雨が降り注いでも)何も変わらないんだ
(雨が降り注いでも)教えてあげるよ
教えてあげるよ(教えてあげる)
Rain
I don’t mind
Shine
The weather’s fine
雨
気にしない
日差し
いい天気さ
Can you hear me
That when it rains and shines
(When it rains and shines) It’s just a state of mind
(When it rains and shines) Can you hear me
Can you hear me (Hear me)
聴こえるかい?
雨が降るのも陽が差すのも
(雨が降るのも陽が差すのも)それはただ心の状態
(雨が降るのも陽が差すのも)聴こえるかい?
聴こえるかい?(聴こえる?)
Sdaeh rieht edih dna nur yeht semoc niar eht fI
(Rain)
NiaR
(Rain)
NiaR, enihsnuS
※冒頭のIt the rain comes they run and hide their headsの逆再生です
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Past Masters(1988年)
オリジナルアルバム12枚と「マジカル・ミステリー・ツアー」に収録されなかったシングル曲(B面含む)が収められたコンピレーションアルバムです。Vol.1とVol.2に分けて発売されましたが、同年に1と2を合わせたVol.1&Vol.2も発売されました。