<和訳>Planet Telex – Radiohead
Radioheadのセカンドアルバム「The Bends」(”潜水病”の意味 1995年) の冒頭を飾る曲です。
1995年2月に『High and Dry』とともに両A面シングルとしてもリリースされています。
Radiohead – Planet Telex
レディオヘッド – プラネット・テレックス
You can force it but it will not come
強制してもそいつはやって来ない
You can taste it but it will not form
口から出かかっているのに言葉にならない
You can crush it but it’s always here
壊してみても平然とそこにある
You can crush it but it’s always near
壊してみても平然と近くにあるんだ
Chasing you home
君を家まで追いかけながら
Saying, everything is broken
言うんだ、何もかも壊れてるって
Everyone is broken
誰も彼も壊れてるって
You can force it but it will stay stung
強がってみても痛み続ける
You can crush it as dry as a bone
君は骨のように脆くなったそいつを潰す
You can walk it home straight from school
君は学校からまっすぐ家に帰る
You can kiss, you can break all the rules
君はキスする、君はすべてのルールを破る
But still, everything is broken
それでも、すべては壊れてるんだ
Everyone is broken
皆壊れてるんだ
Everyone is, everyone is broken
皆、皆壊れてる
Everyone is, everything is broken
皆、そしてすべて壊れてる
Why can’t you forget?(×3)
なんで忘れられないんだ?
Written by Colin Charles Greenwood / Edward John O’brien / Jonathan Richard Guy Greenwood / Philip James Selway / Thomas Edward Yorke
Planet Telex Lyrics © Warner/Chappell Music, Inc
言葉の意味・解説
・telex テレックス。Teletype Exchange Serviceの略称。1930年代から使われた文字による通信サービス。FAXや電子メールの普及により、一部の特殊な用途(軍事など)以外ではサービスは終了しているそうです。
wikipediaより:https://en.wikipedia.org/wiki/Telex
当初この曲のタイトルは「planet xerox」だったらしいのですが、xerox(ゼロックス、コピー機)は商標である為、タイトルを変えたそうです。
・You can taste it but it will not form 直訳すると「味わえるけど形にならない」となります。海外のサイトでは、このフレーズの解釈を「on the tip of my tongue」(私の舌の先端にある=言葉が出かかって出てこない)とされていたので、私もそれにならって訳させていただきました。
雑記
歌詞の内容は、クリエイターの生みの苦しみでしょうか。この曲はアルバム「The Bends」で唯一、レコーディング中に作られた曲だそうです。アルバム制作のピリピリした空気も反映されている気がします。
「King Of Limbs」までのバンド史(和訳版)
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