<歌詞和訳>Lonely Day – System Of A Down 曲の解説と意味も
System Of A Down – Lonely Day
システム・オブ・ア・ダウン – ロンリー・デイ
アルメニア系アメリカ人4人によるロックバンド システム・オブ・ア・ダウンの5thアルバム「Hypnotize」に収録されている曲です。
同アルバムの2枚目のシングルとして、2006年4月にリリースされました。
システム・オブ・ア・ダウンには珍しく、激しいテンポチェンジや絶叫などが無い、バラードナンバーです。
歌詞の意味と解釈
タイトル「ロンリー・デイ」(寂しい日) の通り、大切な人の喪失が歌われている曲です。
作者はギタリストで高音のボーカルパートを担当するダロン・マラキアンです。
彼の書く詞は、サージ・タンキアンとは対照的に、かなりストレートで、この曲の詞も非常にシンプルです。
歌詞の内容がダロンの実生活を反映したものなのか、何に対して言っているものなのかは定かではありません。死別なのか破局なのか、それとも社会的な事件に対するものなのか。
とはいえ、曲の最後ではその寂しさを受け入れる覚悟のようなものが感じられます。
歌詞と和訳
Written by Daron Malakian
Such a lonely day and it’s mine
The most loneliest day of my life
Such a lonely day should be banned
It’s a day that I can’t stand
なんて寂しい日だろう、これが現実
俺の人生で、最も寂しすぎる日
なんて寂しい日だろう、こんな事あってはならない
とても耐えられない
・the most loneliest day mostとloneliestが並ぶのは分法的におかしいのですが、それだけ “寂しさを強調している" のだと思われます。
・ban 禁止、追放、反対、禁止する
The most loneliest day of my life
The most loneliest day of my life
俺の人生で、最も寂しすぎる日
俺の人生で、最も寂しすぎる日
Such a lonely day shouldn’t exist
It’s a day that I’ll never miss
Such a lonely day and it’s mine
The most loneliest day of my life
なんて寂しい日だろう、消えてしまいたい
二度と忘れられない
なんて寂しい日だろう、これが現実
俺の人生で、最も寂しすぎる日
And if you go, I wanna go with you
And if you die, I wanna die with you
Take your hand and walk away
お前が行ってしまうなら、俺もついて行きたい
お前が死ぬのなら、俺も一緒に死にたいんだ
お前の手をとり、立ち去ろう
・walk away 立ち去る、別れる、放っておく
The most loneliest day of my life
The most loneliest day of my life
The most loneliest day of my life…
俺の人生で、最も寂しすぎる日
Such a lonely day and it’s mine
It’s a day that I’m glad I survived
なんて寂しい日だろう、これが現実
<それでも>生き伸びられたことを、嬉しく思う日
・glad うれしく思う、めでたい
【SYSTEM OF A DOWN】システムオブアダウン オフィシャルバンドTシャツ#2 (S)
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Hypnotize(2005年)
前作「Mezmerize」との2部作の後編となっている5thアルバム。2020年現時点での最新アルバムです。超個性的な前作に比べると、ややストレートに感じられ、1番バランスがとれている作品といえます。