<歌詞和訳>All Apologies – Nirvana 曲の解説と意味も
Nirvana – All Apologies
ニルヴァーナ – オール・アポロジーズ
アメリカのロックバンド ニルヴァーナの3rdアルバム「In Utero」(“子宮内"の意味) の最後に収録された曲です。アメリカ盤以外のCDでは長い無音の後にシークレットトラック『Gallons of Rubbing Alcohol Flow Through the Strip』が続きます。
『Rape Me』との両A面シングルとして、1993年12月にリリースされました。
歌詞の意味と解釈
タイトルにある「アポロジーズ」とは、"謝罪する" という意味です。
その為「オール・アポロジーズ」は、自分の過ちすべてを謝罪する、というある意味"人生のまとめ"を感じさせるものとなります。
直接的な意味がわかるような歌詞ではありませんが、半分この世のものではないような、不思議な軽やかさを持った歌詞です。
歌詞と和訳
Written by Kurt Cobain
What else should I be? All apologies
What else could I say? Everyone is gayWhat else should I write? I don’t have the right
What else should I be? All apologies
どんな風になればいい? お詫びするよ
あとは何を言えばいい? みんなゲイだ
あとは何を書けばいい? そんな資格ないさ
どんな風になればいいんだ? お詫びするよ
In the sun, in the sun, I feel as one
In the sun, in the sun
Married, buried
太陽の下、太陽の下で、一つになれた気分
太陽の下、太陽の下で
結ばれて、葬られた
I wish I was like you, easily amused
Find my nest of salt, everything’s my fault
I’ll take all the blame, aqua seafoam shame
Sunburn, freezer burn, choking on the ashes of her enemy
君みたいになれたらよかった、簡単に面白がって
塩でできたねぐらを見つける、すべては俺の過ち
責められたって構わない、海の水泡の恥じらい
日に焼かれ、寒さに凍てつき、彼女の敵の遺灰に息を止められる
In the sun, in the sun, I feel as one
In the sun, in the sun
Married, buried
Married, buried
Yeah, yeah, yeah, yeah
太陽の下、太陽の下で、一つになれた気分
太陽の下、太陽の下で
結ばれて、葬られた
結ばれて、葬られた
イエー、イエー、イエー、イエー
All in all is all we are(×22)
俺達は皆、俺達そのもの
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雑記
私が気になったフレーズは「Aqua seafoam shame」(海の泡の恥じらい) です。意味不明な歌詞に思えますが、一つの解釈としては、絵画「ビーナスの誕生」を示唆しているとか。「In Utero」のジャケットは、言われてみればなんとなく「ヴィーナスの誕生」を連想しなくもないかもしれません。
裸婦像って、小学生とかにとってちょっと気恥しいものです。「海の水泡を見るとその気持ちを思い出してしまう」というのは、私の妄想になってしまいますが…。
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
In Utero(1993年)
3rdアルバムにして最後のオリジナルアルバムとなった作品。プロデューサーにアンダーグラウンドの生音職人スティーブ・アルビニを迎え、反商業的な方向に舵を切った作品です。
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