<和訳>I Am The Walrus – The Beatles
The Beatlesの16枚目のシングル『Hello, Goodbye』(1967年11月) のB面に収録された楽曲です。
サウンドトラックにシングル曲が追加され、9作目のオリジナルアルバムに位置づけられる「Magical Mystery Tour」(1967年)の6曲目に収録されています。
The Beatles – I Am The Walrus
ザ・ビートルズ – アイ・アム・ザ・ウォルラス
I am he as you are he as you are me
僕は彼、君は彼、そして君は僕
And we are all together
僕たちは同じようなものさ
See how they run like pigs from a gun
見てみなよ、奴ら銃から逃げる豚のように走るぜ
See how they fly
そして飛んでいく
I’m crying
泣けてくるよ
Sitting on a corn flake
コーンフレークに腰掛けて
Waiting for the van to come
ヴァンが来るのを待つ
Corporation T-shirt, stupid bloody Tuesday
社名入りのTシャツ、馬鹿げて血塗られた火曜日
Man you’ve been a naughty boy
なあ、君はやんちゃなガキだった
You let your face grow long
顔を長く伸ばしなよ
I am the egg man
僕はエッグマン
They are the egg men
奴らもエッグマン
I am the walrus
僕はセイウチ
Goo goo g’joob
グー・グー・グジューブ
Mr. City policeman sitting
街のおまわりさんが座ってる
Pretty little policemen in a row
可愛いちっちゃなおまわりが一列になって
See how they fly like Lucy in the sky
見なよ、奴らが空飛ぶルーシーみたいに飛んでるぜ
See how they run
そして逃げ惑う有様さ
I’m crying
泣けてくるよ
I’m crying(×3)
まったく、泣けてくるよ
Yellow matter custard
黄色い膿のカスタードが
Dripping from a dead dog’s eye
死んだ犬の目玉から滴り落ちる
Crabalocker fishwife, pornographic priestess
蟹縛りの魚妻、ポルノの尼僧
Boy, you’ve been a naughty girl
坊や、君はいたずらな少女だった
You let your knickers down
女性物の下着は脱ぎなよ
I am the egg man
僕はエッグマン
They are the egg men
奴らもエッグマン
I am the walrus
僕はセイウチ
Goo goo g’joob
グー・グー・グジューブ
Sitting in an English garden
英国風の庭に座り
Waiting for the sun
太陽を待っている
If the sun don’t come you get a tan
From standing in the English rain
もし太陽が出なくても
英国風の雨に立ち尽くせば、雨焼け(日焼け)するんだよ
I am the egg man (now good sir, what are you?)
僕はエッグマン(これはこれはだんな様、ところであんたって何?)
They are the egg men (a poor man, made to tame fortune’s blows)
奴らもエッグマン(幸運にコテンパンにされた惨めな男さ)
I am the walrus
僕はセイウチ
Goo goo g’joob, goo goo goo g’joob (good pity)
グー・グー・グジューブ、グー・グー・グー・グジューブ(気の毒に)
Expert, texpert choking smokers
エキスパート、テキスパート?、むせ返る喫煙家達
Don’t you think the joker laughs at you (Ho ho ho, hee hee hee, hah hah hah)
ジョーカーも君らを笑っているぜ
See how they smile like pigs in a sty
見なよ、奴ら豚小屋の豚みたいに微笑む
See how they snide
悪意に満ちた顔つきしてやがる
I’m crying
泣けてくるよ
Semolina Pilchard
climbing up the Eiffel tower
セモリナ・ピルチャートが
エッフェル塔をよじ登っている
Elementary penguin singing Hare Krishna
小学生のペンギンがハレ・クリシュナを歌っている
Man, you should have seen them kicking Edgar Allen Poe
ねえ、君はあのイカしたエドガー・アラン・ポーを見ておくべきだったのさ
I am the egg man
僕はエッグマン
They are the egg men
奴らもエッグマン
I am the walrus
僕はセイウチ
Goo goo g’joob, goo goo goo g’joob
グー・グー・グジューブ、グー・グー・グー・グジューブ
Goo goo g’joob, goo goo goo g’joob, goo goo
グー・グー・グジューブ、グー・グー・グー・グジューブ、グー・グー
Written by John Lennon / Paul Mccartney
I Am The Walrus Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC
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言葉の意味・解説
・egg man エッグマン。英語の動揺「マザーグース」に登場するハンプティ・ダンプティをイメージしたものと言われます(タイトルのセイウチ(Warulas)とともに「鏡の国のアリス」に登場します)。
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・Goo goo g’joob 造語。セイウチの鳴き声と「Good job」を掛け合わせたものと言われています。
・Lucy in the sky ビートルズの楽曲『Lucy in the Sky with Diamond』からとられていると思われます。
・Crabalocker fishwife クラブロッカー・フィッシュワイフ。造語。クラブロッカーは「Crab a locker」=蟹に縛られた(?)、フィッシュワイフは魚売りの妻、と訳されたり、されなかったり。
・texpert テキスパート。造語。その前の単語expertと韻を踏んでるわけですが、expertと一緒にsmokersの形容詞として訳される事もあれば(例:モクモクもうもうの喫煙家)、名詞として「専門家、変門家」などと訳されている場合もあります。
・Semolina Pilchard セモリナ・ピルチャード。造語。semolinaはセモリナ粉(小麦粉の一種)。ジョンが幼い頃によく食べていたプリンの銘柄がセモリナらしいです。pilchardはニシン科に分類される魚。食用よりも猫の餌になるらしいです。
また、実在する人物 ロンドンの刑事ノーマン・ピルチャー(Norman Pilcher 麻薬捜査で多くの有名人を逮捕している)の事を指しているという解釈もあります。
・Hare Krishna ハレー・クリシュナ。クリシュナはヒンズー教の神様。「ハリ神であるクリシュナよ」の意味らしく信徒がこのように唱えるらしいです。
↓とりあえず一つ載せておきます。探すとポップなものから宗教的なものまで見つかります。
・Edgar Allen Poe エドガー・アラン・ポー。アメリカの小説家、詩人。推理小説が有名で、日本人の小説家 江戸川乱歩の名前の由来ともなりました。
雑記
冒頭に添付した動画は途中までしかないので、フルで聴けるoasisのカバーバージョンを載せておきます。正直原曲の良さを生かしたカバーとは言い難いですが、ここからこの曲に入られた「オアシス世代」のロックファンの方も少なくないと思います。