<歌詞和訳>Carry That Weight – The Beatles 曲の解説と意味も
The Beatles – Carry That Weight
ザ・ビートルズ – キャリー・ザット・ウェイト
ザ・ビートルズの11thアルバム「Abbey Road」(1969年) に収録されている曲です。
ポール・マッカートニーの作品で、アルバム後半を彩るメドレー8曲のうちの、7曲目でいよいよメドレーもフィナーレに近づきます。
4人のコーラスが聴ける曲です。
メドレー一覧:『You Never Give Me Your Money』『Sun King』『Mean Mr.Mustard』『Polythene Pam』『She Came In Through The Bathroom Window』『Golden Slumbers』『Carry That Weight』『The End』
歌詞の意味と解釈
タイトル「キャリー・ザット・ウェイト」は"その重荷を背負う“という意味になります。
解散寸前のビートルズを背景に、主に2つの解釈がされており、1つはジョンに向けて「ビートルズを解散させれば君はずっとその責任を負う事となる」という警告、もう1つはマネージャー ブライアン・エプスタインの死後、ポールが「自分がどれだけ重責を担ってきたか」という自負。
また、ジョンは「自分達全員について歌ったもの」と説明しています。
個人的には「人生とはそういうもの」というような受け取り方をしています。
歌詞と和訳
Written by Lennon-McCartney
Boy, you’re gonna carry that weight
Carry that weight a long time
Boy, you’re gonna carry that weight
Carry that weight a long time
なぁ、君はその重荷を背負っていくんだ
ずっと、重荷を背負うんだ
そうさ、君はその重荷を背負っていくんだ
ずっと、重荷を背負うんだ
I never give you my pillow
I only send you my invitations
And in the middle of the celebrations
I break down
君に枕はあげないよ
招待状を送るだけさ
そしてお祝いの最中に
僕は泣き崩れてしまう
Boy, you’re gonna carry that weight
Carry that weight a long time
Boy, you’re gonna carry that weight
Carry that weight a long time
なぁ、君はその重荷を背負っていくんだ
ずっと、重荷を背負うんだ
そうさ、君はその重荷を背負っていくんだ
ずっと、重荷を背負うんだ
重荷を背負って
余談ですが、私はこの曲を聴くと徳川家康の言葉を思い浮かべてしまいます。
人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し いそぐべからず
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Abbey Road(1969年)
通算11枚目のアルバムで、アルバムタイトルはレコーディングスタジオがある通りの名前からとられました(後に、スタジオの名称も正式に「アビー・ロード・スタジオ」となりました)。