<和訳>Wake Up – Arcade Fire
Arcade Fireのファーストアルバム「Funeral」(2004年) の7曲目に収録された曲です。
同アルバムからの5枚目のシングルとしても、2005年11月にリリースされました。
この曲はデヴィッド・ボウイやU2等の大物アーティストにも取り上げられ、アーケイド・ファイアが注目を浴びるきっかけとなりました。
Arcade Fire – Wake Up
アーケイド・ファイア – ウェイク・アップ
Something filled up
my heart with nothing
何かが僕の心を
無で埋めてしまった
Someone told me not to cry
誰かが僕に泣くなと言った
But now that I’m older,
だけど僕はもう、子供じゃないし、
my heart’s colder,
心だって冷めているから、
and I can see that it’s a lie
そんなの嘘だってわかるよ
Children, wake up
子供達よ、起き上がれ
Hold your mistake up
君らの過ちを誇らしく掲げろ
before they turn the summer into dust
奴らが夏を台無しにしてしまう前に
If the children don’t grow up,
子供達が成長しなければ、
our bodies get bigger but our hearts get torn up
身体は大きくなっても、心は破けてしまう
We’re just a million little gods causing rain storms,
僕らは無数の小さな神々、嵐を巻き起こし、
turning every good thing to rust
良いものを全部錆びつかせてしまう
I guess we’ll just have to adjust
きっと僕らは順応すべきさ
With my lightning bolts a glowing,
僕の稲妻が輝いて
I can see where I am going to be
行くべき道を照らしてくれる
when the reaper he reaches and touches my hand
死神が僕の手に触れる時だって
With my lightning bolts a glowing,
僕の稲妻が輝いて
I can see where I am going
行くべき道を照らしてくれる
(×2)
You better look out below!
足元に気を付けな!
Written by Regine Chassagne / Richard R Parry / Tim Kingsbury / William Butler / Win Butler
Wake Up Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC
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雑記
アルバム「Furneral」収録曲の多くは、「子供」や「大人」そして「時の経過」や「成長」といったものに言及しています。
とりわけこの曲にはそういった言葉が多く登場します。「過ちを掲げろ」「奴らが夏を塵に変える前に」といったフレーズには、これまで(の大人)とは違う、新時代の感性を感じます。それを高らかに宣言する事が、アーケイド・ファイアの歌の根底に流れているように思われます。
この曲でデヴィッド・ボウイ(David Bowie)との共演をしました。
『Where The Wild Things Are』(邦題:かいじゅうたちのいるところ)の映画(スパイク・ジョーンズ監督 2009年公開)の予告編にも起用されました。