<歌詞和訳>Anna(Go To Him) – The Beatles 曲の解説と意味も
The Beatles – Anna(Go To Him)
ザ・ビートルズ – アンナ(ゴー・トゥ・ヒム)
アメリカのソウルシンガー アーサー・アレキサンダーが1962年にリリースした曲です。
ビートルズがカバーし、彼らの1stアルバム「Please Please Me」(1963年) に収録されました。
ここでは、ビートルズのカバーバージョンを取り上げます。
ジョン・レノンのお気に入り曲で、ビートルズ初期からのレパートリーだったそうです。
歌詞の意味と解釈
歌詞は、アンナという恋人から別れ話を切り出される話です。
主人公は、素直に「別れよう、彼と一緒になればいい(go with him)」と彼女の願いを受け入れる様子ですが、やはり未練が残っているらしく、主人公は悲しみに打ちひしがれます。
主人公の落ち込み方に、リスナーとしてはちょっと心配になってしまいますが、意外と"ちゃっかりしている一面"ものぞかせ、リスナーをホッとさせてくれるオチも用意されています。
歌詞と和訳
Written by Arthur Alexander
Anna
You come and ask me, girl
To set you free, girl
You say he loves you more than me, so I will set you free
Go with him (Anna)
Go with him (Anna)
アンナ
君は僕のところにやって来て
別れて欲しいと言う。
僕より彼の方が、君を愛してくれるんだってね、だったら別れよう
彼と一緒になればいい(アンナ)
彼と一緒になればいい(アンナ)
・go with 合う、選ぶ、同調する
Anna
Girl, before you go now
I want you to know, now
That I still love you so, but if he loves you more
Go with him
アンナ
行ってしまう前に
君に知って欲しいんだ
僕はまだ君を愛してる、でも彼の方が愛してくれるというのなら
彼と一緒になればいい
All of my life
I’ve been searching for a girl
To love me like I love you
Oh, now, but every girl I’ve ever had
Breaks my heart and leaves me sad
What am I, what am I supposed to do?
Oh-oh-oh-oh-oh-oh
僕は生まれてからずっと
運命の人を捜してる
僕が愛するみたいに、僕の事を愛してくれる女の子を。
それなのに、これまで出会った女の子はみんな
僕の心を傷つけ、悲しみに突き落とす
僕は一体、どうすればいいんだろう?
・be supposed to do ~するはずだ、することになっている
Anna
Just one more thing, girl
You give back your ring to me, and I will set you free
Go with him
アンナ
もう一つだけ言いたい事がある
その指輪を返してくれ、そしたら別れよう
彼と一緒になればいい
All of my life
I’ve been searching for a girl to love me like I love you
But let me tell you now
But every girl I’ve ever had, breaks my heart and leave me sad
What am I, what am I supposed to do?
Oh-oh-oh-oh-oh-oh
僕は生まれてからずっと
運命の人を捜してる
僕が愛するみたいに、僕の事を愛してくれる女の子を。
それなのに、これまで出会った女の子はみんな
僕の心を傷つけ、悲しみに突き落とす
僕は一体、どうすればいいんだろう?
Anna
Just one more thing, girl
You give back your ring to me, and I will set you free
Go with him (Anna)
アンナ
もう一つだけ言いたい事がある
その指輪を返してくれ、そしたら別れよう
彼と一緒になればいい
Go with him (Anna)
You can go with him, girl (Anna)
Go with him
彼と一緒になればいい(アンナ)
彼と一緒になればいいさ(アンナ)
彼と一緒になればいい
アーサー・アレキサンダーのオリジナルバージョン
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Please Please Me(1963年)
既発のシングル4曲に、たった1日で録音した10曲(ほぼ一発録り)を加えて完成させたという、記念すべき1stアルバムです。14曲中6曲がカバー曲です。