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<歌詞和訳>A Praise Chorus – Jimmy Eat World 曲の解説と意味も

2019-01-20Jimmy Eat World 歌詞和訳[生き方] 新たな出発/転機,[表現] 他の曲名・アーティスト名が出てくる

Jimmy Eat World – A Praise Chorus
ジミー・イート・ワールド – ア・プレイズ・コーラス

 

アメリカ アリゾナ州出身のエモ/パンクバンド ジミー・イート・ワールドの4thアルバム「Bleed American」に収録されている曲です。

同アルバムの4枚目のシングルとして、2002年10月にリリースされています。

 

歌詞の意味と解釈

タイトル「プレイズ・コーラス」を直訳すると"賞賛の合唱“となります。

歌詞は、自分達の好きな音楽に対する思い入れやリスペクトを表現しているようで、「パッとしない人生を送る自分に対し疑問を投げかける日々に、夢中になる音楽に出会い、人生が変わっていく様子」が描かれています。

Falling love tonight」というフレーズも、「恋人」ではなく「音楽」に対して言っているものだと解釈しました。

また、この曲の制作のエピソードとして、中盤のコーラスアレンジについて親交の深いバンド The Promise Ringのデイヴィー(Davey von Bohlen)に相談したしたそうです。
そして、彼から受けたアドバイスが「知ってる歌詞を歌ってみたら?」というもので、実際にそうなっており、そのパートでは『Crimson and Clover』等、7つの曲から歌詞が引用されています(詳細は後述)。

 

歌詞と和訳

Written by Jim Adkins, Tom Linton, Rick Burch & Zach Lind

Are you going to live your life wondering
Standing in the back, looking around?
Are you going to waste your time thinking
How you’ve grown up or how you missed out?

Th-th-th-th-things are never going to be the way you want
Where’s it going to get you acting serious?
Th-th-th-th-things are never going to be quite what you want
Even at 25, you got to start sometime

ぼんやり物思いにふけり
後ろに引っ込んで、周りを見てるような人生でいいのかい?
何をやってきたとか、何をやり損ねたとか
そんな事ばかり考えてるつもりかい?

思い通りに事が進んだりはしない
いつになったら本気を出すつもりだい?
思い通り完璧にいくわけないさ
25歳だとしても、始めなきゃいけないんだ

 

miss out 逃す、取り損なう

 

I’m on my feet, I’m on the floor, I’m good to go
Now all I need is just to hear a song I know
I want to always feel like part of this was mine
I want to fall in love tonight

僕はこの足で、フロアに立つ、始めるにはちょうどいい
馴染みの曲が聴きたい
その曲の一部が、いつも自分のものだと思いたいんだ
今夜、夢中になりたい

 

 

Are you going to live your life standing in the back looking around?
Are you going to waste your time?
Got to make a move or you’ll miss out

So-so-so-so-someone’s going to ask you what it’s all about
Stick around, nostalgia won’t let you down
So-so-so-so-someone’s going to ask you what it’s all about
What you going to have to say for yourself?

後ろの方で、周りを見てるだけの人生でいいのかい?
人生を棒に振るつもりなの?
動き出さなきゃ、チャンスを逃してしまう

誰かが君に尋ねるんだ、それ(人生) について
意地になったり、ノスタルジーに浸るのも悪くないけど
誰かが君に尋ねるんだ、人生について
そしたら君は自分に、どう説明する?

 

・stick around 近くにいる、辺りをぶらつく、固執する

 

I’m on my feet, I’m on the floor, I’m good to go
Now all I need is just to hear a song I know
I want to always feel like part of this was mine
I want to fall in love tonight

僕はこの足で、フロアに立つ、始めるにはちょうどいい
馴染みの曲が聴きたい
その曲の一部がいつも自分のものだと思いたいんだ
今夜、夢中になりたい

 

 

Crimson and clover, over and over
Crimson and clover, over and over
(Crimson)

Our house in the middle of the street
(And clover)
Why did we ever meet?
(Over)
Started my rock 'n roll fantasy
(And over)
(Crimson)

Don’t, don’t, don’t let’s start
(And clover)
Why did we ever part?
(Over)
Kick start my rock and rollin’ heart
(And over)

「クリムゾン・アンド・クローバー、何度も繰り返す
クリムゾン・アンド・クローバー、何度も繰り返す

ストリートの真ん中にある僕らの家
どうして僕らは出会えたんだろ?
ロックンロールファンタジーを始めよう

まだ、まだ、まだ始めないで
どうして僕らは別れてしまった?
ロックンロールの心を叩き起こせ

 

※こちらのパートは様々な曲からの引用で作られています(詳しくは後述)

 

I’m on my feet, I’m on the floor, I’m good to go
So come on, Davey, sing me something that I know
I want to always feel like part of this was mine

I want to fall in love tonight
(Here tonight)
(×3)

I want to always feel like part of this was mine
I want to fall in love tonight (×3)

僕はこの足で、フロアに立つ、始めるにはちょうどいい
だから、さぁデイヴィ―、あの曲を歌ってくれ
曲の一部がいつも自分のものだと思いたいんだ

今夜、夢中になりたい
(今夜、ここで)

曲の一部がいつも自分のものだと思いたいんだ
今夜、夢中になりたい

 


Jimmy Eat World – Official Merchandise – Bleed American Tシャツ

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Bleed American(2001年)

ジミー・イート・ワールドの代表作というだけでなく、エモの名盤としても名高い4thアルバム。「血を流すアメリカ人」という過激なタイトルの為に、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの後は、アメリカではアルバムタイトルが「Jimmy Eat World」となりました。
2008年にリマスター&レア音源付きの2枚組にデラックス・エディション(右側)がリリースされました。

 

歌詞の元ネタ集

中盤の歌詞の元ネタは以下のとおりです。
所謂ロックの定番曲とは違いますが、どの曲もメンバーにとって思い入れの深い曲だと思われます。

Crimson and clover
ジョーン・ジェッツ&ブラックハーツが1982年にカバーした曲『クリムゾン・アンド・クローバー』

 

 

Our house in the middle of the street
マッドネスの『Our House』