<歌詞和訳>Call Me When You’re Sober – Evanescence 曲の解説と意味も
Evanescence – Call Me When You’re Sober
エヴァネッセンス – コール・ミー・ホウェン・ユーアー・ソバー
女性ボーカリスト エイミー・リー率いるアメリカのニューメタルバンド エヴァネッセンスの、2ndアルバム「The Open Door」に収録されている曲です。
同アルバムのリードシングルとして、2006年9月にリリースされました。
歌詞の意味と解釈
タイトル「コール・ミー・ホウェン・ユー・ソバー」を直訳すると “あなたがしらふの時(酔っ払っていない時) に私に電話して" となります。
歌詞では「あなたがしらふの時には私に電話してこない」と書かれており、「辛い時にだけ相手にすがろうとする (ヤク中の)ダメ男との別れ」と、「それでも捨てきれない自分の気持ち」を歌った曲と解釈できます。
また、この歌詞はエイミーの実生活とも結びついているらしく、相手は同じレーベルに所属していたロックバンド シーザーのフロントマン ショーン・モーガンだと噂されています(詳細は和訳の後に)。
歌詞と和訳
Written by Terry Balsamo & Amy Lee
Don’t cry to me
If you loved me
You would be here with meYou want me
Come find me
Make up your mind
泣きつかないで
私を愛しているのなら
一緒にいてくれるはずよ
私が欲しいなら
探しに来てよ
迷いを捨てて
・make up one’s mind 決心する、決断する
Should I let you fall, lose it all?
So maybe you can remember yourselfCan’t keep believing
We’re only deceiving ourselves
And I’m sick of the lieAnd you’re too late
堕落し、すべて失うあなたを、見捨てるべきなの?
そうすれば、あなたは自分を取り戻してくれるかも
信じ続けるのは無理
私達、互いに自分を騙しているだけ
嘘にウンザリしてる
もう、手遅れよ
Don’t cry to me
If you loved me
You would be here with meYou want me
Come find me
Make up your mind
泣きつかないで
私を愛しているのなら
一緒にいてくれるはずよ
私が欲しいなら
探しに来てよ
迷いを捨てて
Couldn’t take the blame, sick with shame
Must be exhausting to lose your own gameSelfishly hated, no wonder you’re jaded
You can’t play the victim this timeAnd you’re too late
責められなかった、恥から目を背けた
自分から始めたゲームに負けるあなた、疲れ果てているでしょう
自分勝手に憎んで、心が荒むのも当然よ
今度は被害者面なんてできないわ
もう、手遅れよ
・exhaust 使い尽くす、疲弊させる
・selfishly 勝手に、わがままな、利己的で
・no wonder 驚くに値しない、不思議ではない
・jaded 疲れ切った、すさんだ
So don’t cry to me
If you loved me
You would be here with meYou want me
Come find me
Make up your mind
だから泣きつかないで
私を愛しているのなら
一緒にいてくれるはずよ
私が欲しいなら
探しに来てよ
迷いを捨てて
You never call me when you’re sober
You only want it 'cause it’s over, it’s overHow could I have burned paradise?
How could I – you were never mine
正気でいる時のあなたは、私に電話してこない
あなたが執着するのは、終わったから、終わってしまったから
それでもこの私に楽園を燃やせると思う?
あなたは、私のものですらなかった
So don’t cry to me
If you loved me
You would be here with meDon’t lie to me
Just get your things
I’ve made up your mind
だから泣きつかないで
私を愛しているのなら
一緒にいてくれるはずよ
私が欲しいなら
探しに来てよ
迷いを捨てて
歌詞のモデルとなった元彼?
歌詞のモデルとなったのは、南アフリカのロックバンド Seether(シーザー)のフロントマン Shaun Morgan(ショーン・モーガン)と言われています。
同バンドはエヴァネッセンスと同じワインドアップ・レコーズに所属していました。
また、2004年のシングル『Broken』にはエイミーが参加しています。
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
The Open Door(2006年)
ソングライティングを担っていたギタリスト ベン・ムーディが脱退し、曲調も歌詞もエミリー色(クラシック、ピアノ) が強まった2ndアルバムです。