<歌詞和訳>Them Bones – Alice In Chains 曲の解説と意味も
Alice In Chains – Them Bones
アリス・イン・チェインズ – ゼム・ボーンズ
シアトル出身のロックバンドで、90年代のグランジムーヴメントの一翼を担ったアリス・イン・チェインズの2ndアルバム「Dirt」(1992年) に収録されている曲です。
同アルバムの2枚目のシングルとして、1992年9月にリリースされました。
歌詞の意味と解釈
タイトルを訳すと「奴らの骨」となり、出だしから「奴らの骨が、俺だと信じている」と、なかなか難解な歌詞です。
作者のジェリー・カントレルの死生観が反映した曲らしく、大まかな内容として「自分の生は人々の死の上に成り立っている」「どう生きても人は同じように灰になるだけ」というような感じだと思われます。
歌詞と和訳
Written by Jerry Cantrell
I believe them bones are me
Some say we’re born into the grave
奴らの骨が、俺だと信じている
俺達は墓に生れ落ちたのだと、誰かが言う
I feel so alone
Gonna end up a big ole pile of them bones
なんて孤独なんだろう
仕舞には、古びて山積みになる、奴らの骨
・ole (=old)
・pile of 山のような、山積みの
Dust rise right on over my time
Empty fossil of the new scene
舞い上がった埃が、俺の人生を覆い尽くす
新たな時代の、空虚な化石
・fossil 化石
I feel so alone
Gonna end up a big ole pile of them bones
なんて孤独なんだろう
仕舞には、古びて山積みになる、奴らの骨
Toll due, bad dream come true
I lie dead gone under red sky
(死者の世界への)通行料、悪夢は現実となる
赤い空の下、俺は横たわり、死んでいった
・toll due 通行料
I feel so alone
Gonna end up a big ole pile of them…
I feel so alone
Gonna end up a big ole pile of them…
I feel so alone
Gonna end up a big ole pile of them bones
なんて孤独なんだろう
仕舞には、古びて山積みになる、奴らの骨
収録アルバム
アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。
Dirt(1992年)
アリス・イン・チェインズの最高傑作と呼ばれる2ndアルバム。重くうねるサウンドと呪術的なボーカルは中毒性が高いです。
The Essential Alice In Chains(2006年)
2006年にリリースされた3枚目のベストアルバム(内容は他と重複)。レイン・ステイリー在籍時の代表曲が網羅された2枚組です。
初心者向けにはややボリュームが多いので、1枚組のものなら1999年にリリースされた「Nothing Sage: Best」がオススメです。