<歌詞和訳>California Girls – The Beach Boys 曲の解説と意味も
The Beach Boys – California Girls
ザ・ビーチ・ボーイズ – カリフォルニア・ガールズ
アメリカ カリフォルニア出身のロックバンド ザ・ビーチ・ボーイズの9thアルバム「Summer Days(And Summer Nights!!)」(1965年)に収録されている曲です。
夢見心地のキラキラしたサウンドが特徴で、ブライアン・ウィルソンが「LSDの影響下で書いた曲」と言われていましたが、2021年のインタビューでは「素面の時に書いた」とそれを否定するような発言をしているそうです。
歌詞の意味と解釈
歌詞はカリフォルニア・ガールの素晴らしさというより、世界中(アメリカ中)の素敵な女の子が「カリフォルニアに来て、カリフォルニアガールになってくれたらなぁ」という、幻想を抱いているものとなっています。
その為、肝心のカリフォルニア・ガールの魅力はあまり書かれていませんが、"女性とカリフォルニアへの愛"は伝わってきます。
歌詞と和訳
Written by Mike Love & Brian Wilson
Well, East Coast girls are hip
I really dig those styles they wear
And the Southern girls with the way they talk
They knock me out when I’m down there
The Midwest farmer’s daughters really make you feel alright
And the Northern girls with the way they kiss
They keep their boyfriends warm at night
そう、東海岸の女の子はオシャレ
その着こなしに目を奪われたよ
そして南部の女の子のしゃべり方
僕はその場でノックアウトさ
中西部の農家の娘は、本当に心を落ち着かせてくれる
それから北部の女の子、そのキスは
恋人を一晩中温めてくれるんだ
・hip ヒップ、尻、最先端の、カッコいい
・dig 掘る、探究する、好む、突っ込む、理解する
I wish they all could be California (Girls)
I wish they all could be California
I wish they all could be California girls
彼女たちみんな、カリフォルニアにいてくれたらなぁ
みんなカリフォルニアにいてくれたらなぁ
みんなカリフォルニア・ガールだったらなぁ
The West Coast has the sunshine
And the girls all get so tanned
I dig a French bikini on Hawaii island
Dolls by a palm tree in the sand
I been all around this great big world
And I seen all kinds of girls
Yeah, but I couldn’t wait to get back in the states
Back to the cutest girls in the world
西海岸には、太陽の日差しと
日焼けした女の子達
ハワイ島ではフレンチ・ビキニに目がくぎ付け
砂浜のヤシのそばに素敵な女の子
僕はこの広く素晴らしい世界を回り
色々な女の子を見てきた
でも、アメリカに戻るのが待ちきれない
そこで世界一可愛い女の子達に会うのがね
・tan 日焼けさせる、なめす、黄褐色
・doll 人形、かわいい女の子、素敵な人
・the states アメリカ合衆国(アメリカ人がアメリカ国外で用いる)
I wish they all could be California (Girls)
I wish they all could be California
I wish they all could be California girls
彼女たちみんな、カリフォルニアにいてくれたらなぁ
みんなカリフォルニアにいてくれたらなぁ
みんなカリフォルニア・ガールだったらなぁ
I wish they all could be California
(Girls, girls, girls yeah I dig the)
I wish they all could be California
(Girls, girls, girls yeah I dig the)
I wish they all could be California
(Girls, girls, girls yeah I dig the)
I wish they all could be California
(Girls, girls, girls yeah I dig the)
彼女たちみんな、カリフォルニアにいてくれたらなぁ
(女の子達に、僕は夢中)
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収録アルバム
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Summer Days(And Summer Nights!!)(1965年)
9thアルバム。ブライアン・ウィルソンが、従来のビーチボーイズらしさと売れ線を求めるレコード会社側の要求と、自身の芸術的探究との間で揺れていた頃の作品といえます。
ジャケットにメンバーが4人しか映っていないのは、メンバーの1人アル・ジャーディンが撮影当日にインフルエンザに罹ってしまったからだそうです。
The Very Best of The Beach Boys: Sounds of Summer(2003年)
1stアルバム「Surfin’ Safari」(1962年)から、1988年のヒット曲『Kokomo』までの代表曲全30曲を収録したベストアルバム。
デヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)によるカバー
本人がやりたいだけなんじゃないか…と(笑)