<歌詞和訳>The Final Countdown – Europe 曲の解説と意味も
Europe – The Final Countdown
ヨーロッパ – ザ・ファイナル・カウントダウン
スウェーデン出身のハードロックバンド ヨーロッパの3rdアルバム「The Final Countdown」(1986年)の表題曲で、アルバムの先行シングルとしてリリースされました。
もともとライヴのオープニングを想定していた曲だそうで、シングルになる予定は無かったそうですが、結果としてバンド最大のヒット曲となりました。
セールス的に成功した一方、一部の批評家のウケは悪く「ワーストソング・リスト」にもたびたび登場しています。
1999年にダンス・リミックスを施した『The Final Countdown 2000』がリリースされましたが、評判・出来ともにイマイチで、メンバーも失敗だったと言っているようです。
歌詞の意味と解釈
歌詞は、「地球を飛び出し、金星に移住を目指す人類」という突拍子もないストーリーで、タイトルの「ファイナル・カウントダウン」は、旅立ちの合図を指しているようです(宇宙船の発射というよりは、心の準備のカウントダウンだと思います)。
このSFチックな歌詞はデヴィッド・ボウイの『Space Oddity』から影響を受けたものだそうですが、シリアスなものではなく、音楽と一緒に気分を盛り上げる演出だと思われます。
歌詞と和訳
Written by Joey Tempest
We’re leaving together, but still, it’s farewell
And maybe, we’ll come back to Earth, who can tell?
I guess there is no one to blame
We’re leaving ground (Leaving ground)
Will things ever be the same again?
共に旅立とう、でもやはり、これは別れなんだ
もしかしたら、地球に戻ってくるかもしれない、そんな事誰にわかる?
誰のせいでもない
僕らは地上から旅立っていく
変わらないものなど無いだろう?
・but still それでも、それにしても
・farewell さようなら、ごきげんよう、別れ、別れを告げる
It’s the final countdown
The final countdown, oh
これが最後のカウントダウン
最後のカウントダウン
We’re heading for Venus (Venus)
And still, we stand tall
'Cause maybe they’ve seen us
And welcome us all, yeah
With so many lightyears to go
And things to be found (To be found)
I’m sure that we’ll all miss her, so
僕らは金星へ向かう
それでも、恐れる事は無い
もしかしたら、僕らを見ていた彼ら(金星人)が
歓迎してくれるかもしれない。
何光年もの旅路で
様々な発見があっても
僕らは皆、彼女(地球)を恋しく思うはず
・head for ~に向かう
・Venus 金星、ビーナス
・stand tall 堂々と立つ、勇ましく立ち向かう
It’s the final countdown
The final countdown
The final countdown (Final countdown), oh
これが最後のカウントダウン
最後のカウントダウン
最後のカウントダウン
The final countdown
Oh, it’s the final countdown
The final countdown
The final countdown (Final countdown)
Oh, it’s the final countdown
We’re leaving together (The final countdown)
We’ll all miss her so
It’s the final countdown (Final countdown)
最後のカウントダウン
これが最後のカウントダウン
最後のカウントダウン
最後のカウントダウン
これが最後のカウントダウン
共に旅立とう
皆地球が恋しいけれど
これが最後のカウントダウン
Oh, it’s the final countdown
Yeah
これが最後のカウントダウン
収録アルバム
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The Final Countdown(1986年)
3rdアルバムで、全世界で1500万枚以上ものセールスを獲得したヒット作です。表題曲『The Final Countdown』だけでなく、『Carrie』など他にもヒット曲が収録されています。
1982-2000(2000年)
『The Final Countdown 2000』を含む、全18曲収録のベスト盤です。