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<歌詞和訳>Interstate Love Song – Stone Temple Pilots 曲の解説と意味も

2020-09-16Stone Temple Pilots 歌詞和訳[恋愛] 不朽のラヴソング,[恋愛] 別れ/後悔,[表現] ドラッグソング

Stone Temple Pilots – Interstate Love Song
ストーン・テンプル・パイロッツ – インターステイト・ラヴ・ソング

 

アメリカ サンディエゴ出身のロックバンド ストーン・テンプル・パイロッツの2ndアルバム「Purple」に収録されている曲です。

同アルバムの2枚目のシングルとして、1994年9月にリリースされヒットを記録。
バンドの代表曲となっています。

 

歌詞の意味と解釈

タイトルにある「インターステイト」とは、"州間“という意味で、主に「Interstate Highway」(州間高速道路) を指すそうです。

歌詞の内容は、当時のスコット・ウェイランドと恋人(後に最初の妻となるJanina Castaeda) との関係が元になっていると言われています。

スコットは彼女との約束(ドラッグを止める)を破りながらも嘘で誤魔化し、その嘘に心を痛める彼女の心境を、歌詞にしたようです。

 

ちなみに、「インターステイト」という言葉は歌詞に登場しませんが、「スコットと彼女が州をまたいで(遠距離で) 恋愛していたから」か、または、この曲のインスピレーションとなった曲(『I Got A Name』) へのアンサーではないかと思われます(詳細は和訳の後に書いています)。

 

和訳に関しては、歌い手の性別どおり男性で訳したものと、女性視点の訳、2種類を用意しました。

 

歌詞と和訳

Written by Robert DeLeo & Scott Weiland

Waiting on a Sunday afternoon
For what I’ve read between the lines
Your lies

Feeling like a hand in rusted shame
So do you laugh or does it cry
Reply?

日曜の午後、俺は待っていた
その言葉の裏側にある
お前の嘘を

錆びついた恥辱を握らされるような気持ちさ
お前は笑うか? それとも泣くか?
答えてくれ

 

rust さび、腐食する
reply 答える、返事をする、答え

 

Leaving on a Southern train
Only yesterday you lied
Promises of what I seemed to be
Only watched the time go by
All of these things you said to me

南行きの列車で発ったのは
つい昨日の事、俺には
お前が約束を破っているように見えた
ただ時が経つのを眺めていた
お前が俺に話した全部が

 

Breathing is the hardest thing to do
With all I’ve said and all that’s dead for you
You lied
Goodbye

一番難しいのは、ただ息をする事(平静を装う事)
俺が話したすべてと、お前の為に無駄にしたすべて
お前は嘘をついた
さようなら

 

Leaving on a Southern train
Only yesterday you lied
Promises of what I seemed to be
Only watched the time go by
All of these things I said to you

南行きの列車で発ったのは
つい昨日の事、俺には
お前が約束を破っているように見えた
ただ時が経つのを眺めていた
お前が俺に話した全部が

 

女性視点の訳

日曜の午後、私は待っていた
その言葉の裏側にある
あなたの嘘を

錆びついた恥辱を握らされるような気持ち
あなたは笑う? それとも泣くの?
答えて

南行きの列車で発ったのは
つい昨日の事、私には
あなたが約束を破っているように見えた
ただ時が経つのを眺めていた
あなたが話してくれた全部が

一番難しいのは、ただ息をする事
私が話したすべてと、あなたの為に無駄にしたすべて
あなたは嘘をついた
さようなら

 


Stone Temple Pilots – No. 4 パーカー

 

I got a name

印象的なイントロのコード進行はジム・クローチ(Jim Croce) の曲『I Got A Name』(1973年) から借用しているそうです。

タイトルにある「Interstate」(州間高速道路) も、『I Got A Name』の歌詞の一節「Moving me down the highway, rolling me down the highway」を意識して付けられたものかもしれません。

 

 


ヴェリー・ベスト・オブ

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Purple(1994年)

ニルヴァーナやパール・ジャムの"二番煎じ"と一部からは叩かれながらも、当時のオルタナロックのど真ん中をいく作風で、歌・楽曲のクオリティの高さを見せつけた2ndアルバム。全世界で800万枚を売るヒット作となりました。

 

Thank You(2003年)

デビューから1度目の解散(2003年) までにリリースされた5枚のアルバムから選曲されたベストアルバム。
買うならPVやライヴ映像が大量に収録されたDVD付き初回盤がおススメです(画像のリンクはそちらのものです)。