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<歌詞和訳>Take It Easy – Eagles 曲の解説と意味も

2022-07-18Eagles 歌詞和訳[生き方] 信念/自分らしさ,励まし/力をもらえる歌詞

Eagles – Take It Easy
イーグルス – テイク・イット・イージー

 

アメリカ西海岸を拠点に活動したロックバンド イーグルスのデビューシングルとして、1972年にリリースされた曲です。

イーグルスの1stアルバム「Eagles」(1973年)の1曲目に収録されています。

 

フォークシンガーのジャクソン・ブラウンと、イーグルスのメンバー グレン・フライの共作曲で(ジャクソンが当時同じアパートに住んでいたグレンに、自身でなかなか完成させられなかったこの曲を試しに譲ったところ、グレンが見事に完成させた、と言われています)、ジャクソン・ブラウンも後に自身の曲としてリリースしています。

 

歌詞に登場する「アリゾナ州の都市ウィンズロー」は、この曲のおかげで有名になったそうです。

英語版wikipedia Winslow,Arizonaより)

 

歌詞に出てくるフォードのflatbed(平台型のトラック)と写っている画像もありました

 

歌詞の意味と解釈

タイトル「テイク・イット・イージー」という言葉は、日本語でもそのまま使われる事もありますが、"気楽にいこう“、"無理するな“という意味です。

主人公の男性の悩みは、女性絡みのものが多くを占めているようですが、それでも彼のモットーは「テイク・イット・イージー」。そんな軽いノリの中から、自分にぴったりの居場所や恋人が見つけられる、彼はそう信じているようです。

 

あてもなく車を走らせたり、車が途中で故障したり、という歌詞の出来事は、作者ジャクソン・ブラウンの実体験に基づいているそうです(車が故障した場所が、歌詞に出てくるアリゾナのウィンズローだったと言われています)。

 

歌詞と和訳

Written by Glenn Frey & Jackson Browne

Well, I’m running down the road tryin’ to loosen my load
I’ve got seven women on my mind
Four that wanna own me, two that wanna stone me
One says she’s a friend of mine

そう、俺はこの道を走っている、悩みを振り払おうとして。
7人の女を思い浮かべていた
そのうち4人は俺を自分のものにしたがり、2人は俺を骨抜きにしたがる
そして残る1人は言うのさ、俺はただの友達なんだと

 

loosen ほぐす、緩める
load 荷、苦労、積む、悩ます、背負わせる、装填する
stone 石、頑固な、石を投げる、完全に ※マリファナなどで酔っぱらう事をstonedと言い、ここではそちらの意味でとりました。

 

Take It easy, take it easy
Don’t let the sound of your own wheels drive you crazy
Lighten up while you still can
Don’t even try to understand
Just find a place to make your stand and take it easy

気楽に行こうぜ、気楽に
自分の(運命の)車輪がたてる音に、感情を乱されるな
できるだけ明るく行こう
頭で理解しようとせず
ただ、自分らしくいられる場所を見つけて、気楽に行こう

 

wheel ホイール、車輪、ハンドル、自動車、転がす
lighten up 元気づける、楽に構える

 

Well, I’m a standing on a corner in Winslow, Arizona
And such a fine sight to see
It’s a girl, my Lord, in a flatbed Ford
Slowin’ down to take a look at me

さて、俺はアリゾナのウィンズローの街角に立っていた
そこから見える景色は綺麗だった
そしたら女の子が、まさに神様って感じさ、フォードのトラックを運転してたんだが
俺を見つけて、スピードを落としたのさ

 

my lord (=oh my lord(god)) なんとまあ
flatbed 平台型トラック

 

Come on, baby, don’t say maybe
I gotta know if your sweet love is gonna save me
We may lose, and we may win
Though we will never be here again
So open up, I’m climbin’ in
So take it easy

なあ、ベイビー、はっきり言ってくれ
君の優しい愛が俺を救ってくれるのか、知りたいのさ
俺らはダメかもしれないし、上手くいくかもしれない
どっちにしろ、もうここには戻らないんだ
さあドアを開けて、俺を乗せてくれ
気楽に行こうぜ

 

gotta (=have got to) ~しなければならない
climb in 登って入る、飛び込む、乗車する、新居に入る、中に入る

 

Well, I’m running down the road trying to loosen my load
Got a world of trouble on my mind
Lookin’ for a lover who won’t blow my cover
She’s so hard to find

そう、俺はこの道を走っている、悩みを振り払おうとして。
苦労のネタは尽きない
俺の本性を暴いてやろうとか、そんな事を考えない恋人
そんな娘を探すのは難しいんだ

 

blow someone’s cover 正体をあばく、化けの皮をはがす

 

Take it easy, take it easy
Don’t let the sound of your own wheels make you crazy
Come on baby, don’t say maybe
I gotta know if your sweet love is gonna save me

気楽に行こうぜ、気楽に
自分の車輪がたてる音に、感情を乱されるな
さあ、ベイビー、はっきり言ってくれ
君の優しい愛が俺を救ってくれるのか、知りたいのさ

 

(Oh-oh-oh, oh-oh-oh, oh-oh-oh, oh-oh-oh
Oh-oh-oh, oh-oh-oh, oh-oh-oh, oh-oh-oh
Oh-oh-oh, oh-oh-oh)
Oh, we got it easy
We oughta take it easy

さあ、肩の力を抜いて
気楽に行くのさ

 

oughta (=ought to)~すべき

 

ジャクソン・ブラウンのセルフカバー・バージョン

 

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Eagles(1972年 邦題:イーグルス・ファースト)

代表曲『Take It Easy』が収録されている1stアルバムです。

 

The Very Best Of The Eagles(2001年)

有名どころが押さえられた、全17曲入りのベストアルバムです。

 

Desperado(2003年)

 

2枚組33曲入りのベストアルバム。上のものでは物足りないという方はコチラを。日本盤は出ていないようです。