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<歌詞和訳>Smoke On The Water – Deep Purple 曲の解説と意味も

Deep Purple 歌詞和訳[表現] 他の曲名・アーティスト名が出てくる

Deep Purple – Smoke On The Water
ディープ・パープル – スモーク・オン・ザ・ウォーター

 

イギリスのハードロックバンド ディープ・パープルの6thアルバム「Machine Head」(1972年) に収録されている曲です。

もともとシングルとしてリリースされる予定はなかったものの、1973年にアメリカでシングルとしてリリースし、ビルボードチャートで予想外の好成績(シングルチャート最高4位)を獲得。
本国イギリスでのシングルリリースは、だいぶ後の1977年でした。

 

誰もが一度は耳にしたことがある、有名なギターリフを持つ曲です。
(エレキギター初心者が始めて弾くフレーズかもしれません)

 

歌詞の意味と解釈

歌詞の内容は、バンドが実際に目撃した「レマン湖畔の火事」と、それによって予定変更となった「自身のレコーディング」について書かれたものです。

1971年、ディープ・パープルはローリング・ストーンズの移動式スタジオ「The Rolling Stones Mobile Studio」を借り、スイスの観光地モントルーにあるカジノのステージでレコーディングする予定でした。

しかし、そのステージで行われていたフランク・ザッパのライヴ中に火災が発生、カジノを含めたリゾート施設一帯が全焼したそうです。

メンバーは場所を移し、なんとかレコーディングを完了させたものの、この一件はメンバーにとって忘れられないものとなりました。

タイトル「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は、レマン湖の対岸から見た火事の光景、だそうです。

 

この事件はロックファンにとっては有名なエピソードで、探せば色々な記事がネット上で見つかります。詳細を知りたい方は検索してみてください。

 

歌詞と和訳

Written by Ian Paice, Jon Lord, Roger Glover, Ian Gillan & Ritchie Blackmore

We all came out to Montreux
On the Lake Geneva shoreline
To make records with a mobile
We didn’t have much time
But Frank Zappa and the Mothers
Were at the best place around
But some stupid with a flare gun
Burned the place to the ground

俺たちはジュネーヴの湖畔にある
モントルーにやって来た

移動式スタジオで、レコーディングする為さ
俺らにはあまり時間が無かった
だが、フランク・ザッパのバンドが
最高のライヴをやっていた
その時、照明弾を撃ったバカがいて
ステージを燃やしちまったんだ

 

Montreux モントルー。スイスにあるレマン湖畔のリゾート地。世界最大級の音楽イベント モントルー・ジャズ・フェスティバルが開かれる
Frank Zappa and the Mothers アメリカの前衛的なミュージシャン フランク・ザッパと、彼のバンド マザーズ・オブ・インヴェンションの事
flare gun フレアガン、信号弾を発射する銃

 

Smoke on the water
(And fire in the sky)
Smoke on the water

水面に立ち込める煙
(天まで燃える炎)
水面に立ち込める煙

 

They burned down the gambling house
It died with an awful sound
Funky Claude was running in and out
Pulling kids out the ground
When it all was over
We had to find another place
But Swiss time was running out
It seemed that we would lose the race

カジノはすさまじい音を立てながら
焼け落ちちまった
ファンキーなクロードは行ったり来たりして
観客を避難させてた
騒動が落ち着いた後
俺らは別の録音場所を探さなきゃならなかった
けど、スイスにいられる時間はもう無い
俺らの運は尽きたかに思えた

 

gambling house 賭博場
awful ひどい、恐ろしい、すさまじい
Funky Claude クロード・ノブス。モントルー・ジャズ・フェスティバルの創始者。火災現場で観客の避難に尽力したそうです。

 

Smoke on the water
(And fire in the sky)
Smoke on the water

水面に立ち込める煙
(天まで燃える炎)
水面に立ち込める煙

 

We ended up at the Grand Hotel
It was empty cold and bare
But with the Rolling-truck-Stones-thing just outside
Making our music there
With a few red lights, a few old beds
We made a place to sweat
No matter what we get out of this
I know I know we’ll never forget

行き着いた先は寂れた、冷たくて何もない
グランド・ホテル
だがローリング・ストーンズの移動式スタジオを外に停めて
そこで録音する事にしたんだ
数個の赤いライトと、古いベッドを使って
スタジオを急ごしらえした
この結果がどうであろうと
この一件は生涯忘れないさ

 

bare むき出しの、覆われていない、露にする
rolling-truck-stones-thing ローリングストーンズの移動スタジオを借りた。
place to sweat 直訳すると「汗をかく場所」ですが、"作業場"というニュアンスで訳しました。ホテルの一室を使って録音したそうですが、赤いライトは照明の明るさを落とす為、ベッド(マットレス)は防音材として使用したそうです

 

Smoke on the water
(And fire in the sky)
Smoke on the water

水面に立ち込める煙
(天まで燃える炎)
水面に立ち込める煙

 

収録アルバム

アルバムジャケットを押すとアマゾンのページへ移動します。

Machine Head(1971年)

 

バンドの6thアルバムで、商業的にも最も成功した作品。収録曲は8曲とやや少ないものの、『Highway Star』や『Smoke On The Water』など、ハードロック/ヘヴィメタルを語る上で欠かせない名曲が収録された名盤です。

 

The Very Best Of Deep Purple(2012年)

 

1968年の1stアルバム「Hush」から1984年「Perfect Stranger」までの26枚のアルバム(多!)から選曲された20曲入りのベストアルバムです。