【CM曲】ホンダ CR-VのCMソング Avalanchesってどんなグループ? ナレーションは意外なミュージシャン
テレビをつけていて、たまにカッコイイ音楽が流れるとすごく印象に残ります。
2018年8月から流れているホンダ (Honda) の CR-V (シーアール・ブイ) のテレビCMも、まさにそんな感じ。
ホーンセクションのどこか懐かしい音色と、骨太なラップが耳に残ります。
ホンダのCMって、車を素敵に見せる音楽を使ったものが多いなぁ、と思います。
CMのアーティスト名と曲名は?
アーティストは、
オーストラリアのテクノユニット「The Avalanches」(アヴァランチーズ)
メンバーは2018年現在、Robbie Chater(ロビー・チェイター 右側)、Tony Di Blasi(トニー・ディ・ブラシ 左側)の2人。
曲名は、
「Because I’m Me」(ビコーズ・アイム・ミー)
アルバム「Wildflower」(2016年リリース) 収録曲
曲を聴くと、てっきりヒップホップのアーティストかと思ってしまいますが、アヴァランチーズはボーカル曲のほとんどでゲストミュージシャンを呼んでいます。メンバーは主にキーボード等の電子楽器やプロダクションを担当します。
なお「Because I’m Me」でラップを担当しているのは、アメリカのヒップ・ホップデュオ Camp Lo(キャンプ・ロー)。
この曲のラップ部分が気に入ったら、Camp Loをチェックするのもいいかもしれません。
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Avalanches(アヴァランチーズ)ってどんなアーティスト?
アヴァランチーズは1997年、オーストラリアのメルボルンで結成されました。メンバーは元々、アンダーグラウンドなパンクバンドをやっていたらしく、テクノアーティストでありながら、どこかインディーロック臭を感じさせるのも、その為かもしれません。
(ちなみに、avalancheとは「雪崩」や「殺到」を意味します)
2000年に、傑作デビューアルバム「Since I Left You」をリリース。このアルバムは、3500ものサンプリングをコラージュして作り上げたという、途方もない作品です。
この頃はメンバーとして上記2人を含む、6人の名前が記載されていました。
テクノ/ダンスミュージックとインディーロック/インディーポップを絶妙なセンスで結び付けた楽曲は、世界中で高い支持を集めました。
その後に続くセカンドアルバムのリリースまでには、なんと16年の歳月がかかりました。
待望のセカンドアルバム「Wild Flower」は、サンプリング使いはかなり控え目になったものの、現役感満点の、ファンの期待に応える名作でした。
2016年のフジロックにて来日が決まっていたものの、メンバーの急病によりキャンセル。しかし、翌年2017年にはライヴセットにて、見事来日を果たしました。
さらに、2018年にも、DJセットにて来日しました。
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ナレーションは石野卓球
なんと、CMのナレーションは電気グルーヴの石野卓球が担当しています。
日本を代表するDJの一人、石野卓球をここで起用するあたり、CMの人選は、かなり音楽にこだわりがある人が担当していると思われます。
どっちなんだ
どっちもだ
異なるものを面白がって
ウキウキと行き来すればいい
やっちゃいけない事なんて、そう多くはないと思うよ
石野卓球(いしの たっきゅう)
~Profile~
1967年12月26日生まれ、静岡県出身
小学生の時にYMOに衝撃を受けテクノミュージックにのめり込む。高校時代にピエール瀧らとともにテクノユニット「人生」(ZIN-SAY!) を結成。ナゴムレーベルから音源をリリース。
1989年に人生を解散、電気グルーヴを結成。日本のテクノ・シーンを引率する存在となる。
ソロ活動も盛んで、欧州を中心に海外でも活動をしている。
35年間に関わった様々な作品がコンパイルされた、超豪華ボックスセット
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m