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<和訳>Brahman – See Off (高校野球応援歌の原曲)

2018-08-11

日本のハードコアパンクバンド ブラフマンの1stアルバム「A MAN OF THE WORLD」(1998年) の10曲目に収録されている曲です。

初期の音源を再録したアルバム『Eternal Recurrence』(2009年) にも収録されています。

高校野球応援歌の定番曲として、知られている曲です。
 

 

BRAHMAN – SEE OFF
ブラフマン – シー・オフ

ネット上で数パターンの歌詞(英語詞)が確認された為、「そう聴きとれるもの」を参照しました。
詞の意味を個人的に解釈したものです。単語や文法を厳密になぞっていません。

 

乾ききった頬で、陽の光を受けるお前
俺のもとから遥か遠く、離れていく
残された声は、終わりを告げている

 

激しく泣いたっていいだろう
俺は代わりにはなれなくて、お前の背中を見るだけ

瞳、何も映さぬ瞳 その瞳は俺に何を見せる?
耳、塞がれた耳 その耳でお前にどう伝えよう?

 

乾ききった頬で、陽の光を受けるお前
俺のもとから遥か遠く、離れていく
残された声は、終わりを告げている

 

「最善を尽くした」と口にする事が、人生最悪の出来事
俺らの存在に威厳が備わるだなんて、バカげた話だ

瞳、何も映さぬ瞳 その中にむき出しの真実は無い

耳、塞がれた耳 ただの音しか聴きとらない耳

 

乾ききった頬で、陽の光を受けるお前
俺のもとから遥か遠く、離れていく
残された声は、終わりを告げている
(×2)

 


歌詞を引用していたところ、某著作権団体様より著作権侵害の苦情をいただきました。引用は著作権法第32条にも明記された正当な手段ですが、「引用か著作権侵害か」で争うつもりは無いため、削除させていただきました。

歌詞を確認されたい方は、掲載許可を得ている歌詞サイトや、こちらのユーチューブ動画等をご参照ください。

 

 

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言葉の意味・解説

see off 見送る
 歌詞のベースとなっているものはIとYouの別れ(関係性の終わり)だと思います。恋人とも考えられますが、”同志”のような間柄と考えた方がしっくりきます。
 Youとの離別に激しいショックを受けながらも、それを受け入れ、見送らなければならない、という覚悟を表現した曲ではないのでしょうか。

 

write down 書き留める
write down the sun with your dried up cheek=乾いたお前の頬で太陽を書き留める」では意味がわからないので「陽の光を受け止める頬」(=乾いた頬が陽の光に照らされている)と解釈しました。
ちなみに「乾いたお前の頬」=「泣き止んだ、立ち直った」事を表しているではないかと思います。

 

雑記

ブラフマンは2000年前後のインディーズロックブームの中で頭角を現した(いわゆる”エアジャム世代”)、実力派のロックバンドです。また、フロントマンのToshi-Low(トシロウ)は女優のりょうの夫としても知られています。

※エアジャム(Air Jam)=パンクバンド Hi-Standardが主催したインディー/パンク/ラウドロックと、スケートボードカルチャー等を融合したロックフェス。1997年に初開催。

しかし、ブラフマンは決してCMやTVドラマのタイアップをとって、ヒット曲を飛ばすようなタイプのアーティストではありません。

また、『See Off』はシングル曲ですらなく、インディーレーベルからリリースされたアルバム「A MAN OF THE WORLD」の1収録曲に過ぎません。

そんなマイナーアーティストの曲が、全国区の応援ソングとして使われるようになったのは、なぜでしょうか?

 

 

それは、2001年、同バンドのファンだった茨城県立日立一高のチアリーディング部の部員が、応援歌として使用した事に始まります。2003年には、同じく茨城県の常総学院が採用し、夏の甲子園で全国制覇しました。そこから、『See Off』の応援歌は、一気に全国区になったそうです。

ちなみに、替え歌の歌詞は「さぁ燃えろ白亜の球児たち 今こそその時 栄光の火をかざし いくぞ甲子園」等となっているそうです(学校により異なります)。

 

20年の歴史が詰め込まれたベストアルバム